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“友達4人連れでこのクルマに乗って、どこかへ出かけたら楽しいだろうな〜”
そんなことを考えていたら、自然と気分がウキウキしてきた。そんなピクニック気分に浸りながらもひとつ驚いたのが、モディファイを受けたことによるボディ剛性への影響が、ほとんど感じられなかったという点だ。実は試乗前、このクルマはフロント35、リア30というファットな19インチタイヤを履いた上に車高調まで入っていると言う事を聞いて、“オープンにはキツイかも。ボディがグニャグニャなのでは?”と予想をしていたのだ。しかしさすがドイツ製オープン専用ボディ。330Ciカブリオレは“お前の心配なんか全くの杞憂だよ”と言わんばかりのフラット感を伴いつつ、軽快に路面のギャップを越えて行った。軽く鞭を入れてみる。迫り来るコーナーを前に、きつめのブレーキングを開始。こんなケースではブレンボのキャリパーが確実にスピードを奪い、ターンインではファットなタイヤと車高調が一次元高い安定感を伴いつつ、オープンボディをエイペックスへと導いてくれた。私の記憶にある330Ciカブリオレは、コーナリングがもう少しマイルド・・・悪く言うなら「ダル」だったハズだ。でもこの330Ciカブリオレはモディファイにより、一層進化した“コーナーを駆け抜ける喜び”まで手に入れているのだ。

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予想を越えるコーナリング性能に思わず冷静なテスターに戻った私は、試乗ノートにそう走り書きした。先に私はこのクルマについて、「海辺でも高原でもなんでも来い!」と書いた。しかしこの試乗車はモディファイにより、新たに「峠」というノーマル車にはないステージを、ひとつ獲得しているようだ。ただそのステージを味わう際には注意をひとつ。あまりクルマに夢中になり過ぎて、パッセンジャーシートに座る「大切な人」への配慮を怠らないように!

impression,model:三上和美(http://mikamikazumi.net/)
text,photo:吉田 央
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