今回のimpressionは、株式会社ホソカワコーポレーション(bond group)様にご協力していただきました。
1959年に誕生して、その後40年間も生産され続けた先代MINI。デビューしたての頃は横置きエンジン・前輪駆動という、その後から生まれた世界中の小型車のほとんど全部を同じレイアウトにしてしまうほど革新的なクルマだったんだけど、大きな変更も受けないままにあまりにも長く生産され続けたせいで、モデル末期になると毎年のように「今年で生産中止」と噂されるほどのボロボロ状態。そしてシトロエン2CVなどとともに「走る化石」的な扱いをされたあげく、とうとう2000年に大往生をとげてしまったんだけど・・・そうは言ってもMINIのファンって、今でも世界中に沢山いるよね。
そんな時代遅れのクルマなのに、なんでMINIって愛され続けているのかな?
みなさん何故だかわかります? ハイ、その通り。答えは「カワイイから!」。

実際その辺はメーカー側もよくわかっていて、2002年にMINIを愛する人々の熱い思いに応えるように登場した「New MINI」も、発売当初は一部で「国籍が変わった」「中年太り」などと悪口を言われることもあったんだけど、先代のイメージを強く受け継ぐルックスがやっぱりカワイイと支持する声が段々と大きくなってきて、今では新たなファン層がどんどん増えている。そう。テクノロジーが変わっても、国籍がイギリスからドイツへと変わっても、とにかくカワイイ。カワイイのはMINIの伝統なのだ!
それからこれまた伝統として現代のMINIにもしっかりと受け継がれている、もうひとつの大切なもの――「イジって楽しく、そしてイジった分だけ違うカワイさが出てくる」という点を忘れちゃいけない。実は私はプライベートで現行MINIのクーパーを持っているんだけど、一時期足回りを中心に夢中で改造に励んだ時期があって、イジるたびにそのできばえに満足しながら、ひとりでニヤニヤしていたのだ。
今回試乗させていただくのは、その“改造の楽しみ”をとことん追求したモデル。走行3万キロ、ブルーの2002年型クーパーをベースに、「bond cars」さんがおよそ想像できる範囲内でありとあらゆる改造が施したという自慢のMINIだから、これは楽しみだね♪

![]()
さて、まずは予習から。このMINIは「モディファイMINIのひとつの頂点」と言ってもいいモデルで、過去に雑誌にも登場しているというから本物だ。実際このMINIのイジられ方は物凄いんだけど、どのくらい凄いか、改造箇所をちょっと挙げてみよう。
フロントスポイラー、ワイパー、エアスクープ、ドアミラー、サイドステップ、リヤウイング、リヤバンパー、テールレンズ、マフラー、ホイール、タイヤ、ヘッドライト、フォグライト、ポジションライト、他多数(以上、エクステリア)。シート、シフトノブ、ステアリング、メーター、サブメーター、ダッシュボード、ルームミラー他多数(以上、インテリア)。ホットワイヤー、ホットアース、ホットイナズマ、プラズマブースター、イリジウムプラグ、K&Nエアクリーナー、ヘッドカバー・・・・・。
もう、とてもとても全部なんて書ききれないよ。ここまでいくと、足回りをちょこちょこイジった程度の改造しかしていない私のMINIが、フルノーマルに思えてくるからおもしろいよね。さて、この改造がどのような効果を生んでいるか、早速インプレッションをして探ってみよう。
| 1 > 2 > 3 |








