今回のimpressionは、チェッカーモータース株式会社にご協力していただきました。
![]()
アルファロメオに乗ると、いつもこんな考えが頭に浮かんでくる。 “日本の自動車メーカーから一番出て来る可能性の低いクルマ。それはアルファロメオなのではないだろうか?” ミラノの名門産まれのクルマ達は、いずれも強烈な個性派揃い。欠点をあげつらうような減点法で評価をすれば決して優等生ではないけれど、でもどのクルマにも「栄養バランスを基に作られた学校給食」などとは対極の位置にある、「2皿目で軽く一日の必要カロリー量をオーバーしてしまう、本場イタリアのフルコース」のような魅力が詰まっている。 今回の試乗車は、モータースポーツ史に刻まれた栄光の名称「GTA」の復活第2段として、2003年にデビューを飾った「アルファロメオ147GTA」。20cm以上長いボディを持つ姉貴分、「156GTA」のV6・3.2リットル、250psエンジンをそのまま移植された結果、2リットル直4エンジンを積むノーマルの147よりも、馬力で何と100ps!!も上回ってしまったというモンスターだから、これはもう、カロリーオーバーは必至かも?? ウキウキしながら、試乗車を提供して下さる「アルファロメオ田園調布アプルーブドカーセンター」へと向かった。

![]()
対面した147GTAはブルーのボディも爽やかな、2003年式6速MTモデル。一見してわかるノーマル147との違いに驚いた私は、すぐさま詳細な外観チェックを開始した。 両ヘッドランプの内側に開けられたエアインテークや左右に張り出したフェンダー、加えてGTA専用ホイールからチラリと覗くブレンボのキャリパーなどが、ノーマルでも迫力満点の顔を持つ147のルックスに、凄味を効かせている。さらに後方へ回れば、ノーマルとは全く意匠の異なるリアバンパーや2本出しマフラーなどが付加されて、スポーツ度がUP。その結果ボディ全体から、スペシャルモデルらしい雰囲気があふれ出している。 外観チェックに満足したところでドアを開け、状態の良いGTA専用ハイバックシートに身を預ける。そして室内観察もそこそこに、 “ヨシ、いくぞ!”と気合一発エンジンスタート!このクルマのウリであるV6が目を覚まし、明確なサウンドと軽いバイブレーションをともなったアイドリングが始まった。

| 1 > 2 > 3 |








